コロナ不安を拭いきれないまま新年を迎えました。
世界全体を鑑みても、世の中がますます複雑な方向に進んでいるように感じられます。
不肖迫田は今年還暦を迎えるのですが...思えば...15才の時、奇跡的に命を拾い、今日まで生かせて戴きました。
12才で音楽を志し、その後の体験や出逢いが契機となり在家僧の道も歩ませて貰っています。
紆余曲折はあったものの、結果として自分がやりたかったことを実現させて戴けたことを心の底から感謝致しております。
戦後の流れを汲む昭和の世相の中で過ごし幼少期、そして20代、バブル景気と崩壊、その後...。
価値観の激変を目の当たりにしながら、何時の頃からか永遠不滅なものを追い求め続けていたように思います。
そして、末法万年と呼ばれるこの複雑な時代にあって、未来永劫微動だにしないものは仏法と確信し今に至ります。
「死んでしまえば何もかも終わり。」...そんなことは絶対にありません。
過去世も来世も信じています。及ばずながら仏弟子の端くれですので(笑)。
今の行いが全て後の世界に繋がるのですから、旅立ちのその日まで拙僧として、一芸能者として...思いっきりジタバタする覚悟です。
そして、更に高望みが許されるのであれば、そんな拙い私を哀愍し仏教(特に法華経)に興味を持って下さる方があればこれ程の喜びはありません。
皆々様のご健康とご多幸を心よりお祈り致しております。
本年もどうか宜しくお願い申し上げます。
南無妙法蓮華經
迫田 浩一
【写真提供島津忠彦氏】
5月5日(木)迫田出演 詳細はこちら